「ミステリー」タグアーカイブ

今日から地球人

今日から地球人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)人類が発見した数学の定理を抹消するために、高度な知性体から派遣され数学者に乗り移った宇宙人が、人間の素晴らしさに目覚め、人間を守る側に回ってしまう、というお話。
かなり昔のSFマンガにあったようなパターンである。
SFネタとしては古過ぎるが、ハートウォーミングなユーモア小説なので楽しめる。
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ビブリア古書堂の事件手帖6

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)大ヒットしている古書を巡るミステリーシリーズも残るところ後2冊のようだ。
毎回様々な作者による古書をテーマとするのだが、今回は太宰治がテーマになっている。
私は太宰治を読んだことがないし、雰囲気的に好きな作家ではないので、今回はあまり楽しめなかった。
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その女アレックス

その女アレックス (文春文庫)4つのミステリーランキングで第1位を獲得した作品である。
看護師の女性アレックスは、突然誘拐され、裸で木箱に入れられ地下室の天井から吊るされる。
徐々に衰弱するアレックスを、フランス警察は救出できるのか。
しかし、本書の本質は救出劇ではない。
二転三転する展開に、読者は翻弄される。
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フロスト気質

フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)どうしようもなくだらしない、我らがフロスト刑事が帰ってきた。
イギリスの地方都市にあるデントン署は、今日も手に余る量の事件に消化不良を起し、フロストのいい加減な捜査に頼るしかない。
フロストの出たとこ勝負の推理は、最終的には、何となく事件を解決してしまう。
この面白さは、読まなければ分からないだろう。
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