「ユーモア」タグアーカイブ

マーダーボット・ダイアリー

自分でハッキングして、ホストコンピュータとの接続を切った保安ロボットの冒険。
人間嫌いで趣味が連続ドラマの鑑賞である。
自らを「弊機」と呼ぶこのボットがとにかく愛らしい。
この小説はそれに尽きる。
是非、続編も読みたい。
シリーズ化して、コンスタントに読みたい。
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ガイコツと探偵をする方法

私の好きな、コメディタッチのミステリーである。
シングルマザーである主人公が仕事で実家に帰ったところ、殺人事件に巻き込まれる。
普通と違うのは、彼女の家には、動いて言葉を喋るガイコツが居ることだった。
彼女は、ガイコツと協力して事件の真相を究明する。
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ニューヨークの魔法使い

ニューヨークの魔法使い <(株)魔法製作所> (創元推理文庫)田舎から出てきた女の子ケイティは、上司のパワハラに苦しみつつ、なんとかニューヨークで生活していた。
そんな彼女がスカウトされたのは、魔法を売る会社だった。
普通過ぎる彼女は、全く魔力を持っていないがために、魔法による目くらましも効果がない。
だから、魔法による誤魔化しを発見する担当になって欲しいとのことだった。
この「魔法製作所」は、大人向けのファンタジーシリーズであり、ハリー・ポッターよりも私はこちらが好きだ。
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われらはレギオン1

われらはレギオン1  AI探査機集合体 (ハヤカワ文庫SF)宇宙を舞台にしたスペース・オペラだと思ったら、まるで違った。
未知の惑星の開拓、敵宇宙船との戦い、人類の救出というスペオペ的内容だが、主人公のキャラによって、とても面白い話になっている。
主人公は宇宙船のAIである。
人間の意識を移植したタイプのAIであり、だんだん増えていく。
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ホラー映画で殺されない方法

ホラー映画で殺されない方法バカな本を買ってしまった。
ホラー映画の中の登場人物である自分が、いかに殺されないかについての手引書である。
こんなマニアしか買わない本が出版されるのだから、アメリカは懐が広い。
日本での翻訳版は、きっと売れていないと思う。
こんな本は、マニア同士の飲み会くらいでしか使いようがない。
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フロスト始末

フロスト始末〈上〉 (創元推理文庫)だらしなく、お下劣だが憎めない中年刑事ジャック・フロストの活躍が楽しめるのもついに最後である。
とても寂しいが、作者が死んでしまったようなので仕方ない。
最後の本作も、安定のフロスト品質で、品のない彼のセリフと行き当たりばったりの捜査が楽しめる。
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宇宙探偵マグナス・リドルフ

宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)ジャック・ヴァンスによるユーモアSFである。
主人公である白髭の老紳士マグナス・リドルフは、宇宙探偵というよりもトラブルシューターである。
顧客からの依頼を受けて、またはたまたま巻き込まれて、リドルフ独特のセンスで問題を解決する。
しかし、問題が拡大することも多く、彼自身がトラブルを作っている気もする。
欲深い関係者をやりこめるリドルフの活躍は、読んでいて心地よい。
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150歳の依頼人

150歳の依頼人 (創元推理文庫)「海辺の幽霊ゲストハウス」から始まるユーモアミステリー・シリーズの2作目である。
屋敷に取り憑いた2人の幽霊の依頼で、2人を殺した犯人を見つけたアリソンは、無事にリーフォームが完了し、初めてのお客さんを迎え入れることになった。
しかし、またも幽霊から探偵の依頼が入ってしまった。
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海辺の幽霊ゲストハウス

海辺の幽霊ゲストハウス (創元推理文庫)アリソン・カービーは離婚した後、一人娘のメリッサを連れて、故郷のニュージャージーに帰って来た。
そこで古い屋敷をリフォームして、ゲストハウスを始めるつもりだった。
しかし、その屋敷には男女の幽霊が取り憑いていた。
幽霊は出て来るが、全然怖くないユーモアミステリーである。
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