「生物学」タグアーカイブ

あなたの体は9割が細菌

あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた肥満、免疫異常、うつ病と言った21世紀病は、体内の細菌のバランスが崩れたことが原因かもしれない。
抗生物質は偉大な発明だが、抗生物質の多用は、体内の必要な細胞さえも殺してしまっている。
体内の細菌は、人類と長年に渡り共生してきたひとつの器官のような存在である。
体内細菌の観点から人間の健康を考える斬新な視点の本である。
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進化とは何か

進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義 (ハヤカワ文庫NF)有名なドーキンスによる子供向けのレクチャーをテキスト化したものである。
「利己的な遺伝子」のドーキンスは、伝説的人物なので、かなりむかしの人かと思っていた。
宗教に対する攻撃が激しいのに驚いた。
日本人には何でもないが、欧米では問題になったことだろう。
全体的には良く知られている理論の説明だったが、個々の事例や紹介の仕方が面白い。
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昆虫は最強の生物である

昆虫は最強の生物である: 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略地球における生命の歴史を、昆虫を中心に解説している。
生命の歴史は、どうしても人間中心か、哺乳類中心となりがちだが、地球上に生息する種の多さから言えば、昆虫の方が圧倒的に多い。
この本では、5億年前から現代に至る、昆虫の変化と繁栄の歴史が語られている。
その多様な戦略には驚くばかりだ。
読んでいて楽しいけれど、一度読んだだけでは覚えきれない情報量である。
何度か読みかえしたい本である。
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へんな細菌すごい細菌

人を助けるへんな細菌すごい細菌―ココまで進んだ細菌利用 (知りたい!サイエンス)毎週楽しく聴いている「ボイニッチの科学者」というポッドキャストのメインパーソナリティであるオビオさんの著書である。
多岐にわたる科学分野に知識のある著者だが、本職は企業内での研究らしい。
医療分野の企業なので、きっと細菌に近い分野を研究しているのだろう。
この本を読むと、いかに幅広い分野で細菌が利用されているか、驚くばかりである。
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超図説目からウロコの進化心理学入門

超図説 目からウロコの進化心理学入門―人間の心は10万年前に完成していた (講談社SOPHIA BOOKS)チャラいタイトルに反して、進化し心理学の概況について、とてもよくまとまった本である。
図書館で借りたのだが、手元に置きたくなり、Amazonで探したら古本に高値がついていた。
電子書籍で再版して欲しいものだ。
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マンモスのつくりかた

マンモスのつくりかた: 絶滅生物がクローンでよみがえる (単行本)古代の生物を蘇らせる方法について、科学的な可能性だけではなく、その目的や影響について語られている。
著者は絶滅した生物の復活を目指す生物学者なので、生物科学の最前線の雰囲気を味わえる。
また、急速に進む科学の社会的、倫理的問題を考えさせられる。
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