創造力は退屈がもたらす。
現代においてはいつでもスマホが手元にあり、退屈している暇がない。
スマホを遠ざけて、退屈する時間を作ろう!というラジオの企画をまとめた本である。
簡単なプログラムなので、いくつかは実行してみた。
言っていることは、とてもよく分かる。
確かに、この頃は、ボーッとする時間がなくなった気がする。
続きを読む 退屈すれば脳はひらめく
創造力は退屈がもたらす。
現代においてはいつでもスマホが手元にあり、退屈している暇がない。
スマホを遠ざけて、退屈する時間を作ろう!というラジオの企画をまとめた本である。
簡単なプログラムなので、いくつかは実行してみた。
言っていることは、とてもよく分かる。
確かに、この頃は、ボーッとする時間がなくなった気がする。
続きを読む 退屈すれば脳はひらめく
リズムやコード等の音楽理論を知りたかったのだが、人間が音楽をどう感じているかにつての科学的説明だった。
これはこれで面白い。
続きを読む よくわかる最新音楽の仕組みと科学
すべての方法が、科学的エビデンスがあるのがこの本の特徴である。
ただ、提示されているエビデンスを評価する能力がないので、とりあえずは信じるしかない。
続きを読む 科学的に元気になる方法を集めました
この本で語られるVR(仮想現実)の主眼はゲームではない。
VRの持つ今までにないメディアの特性が、人間に与える影響について、解説している。
VRは、かつてブームとなったが経済的に失敗した。
現在は、ゲームとしての側面ばかりが強調されているが、この本を読むと、VRの持つ可能性に期待したくなる。
続きを読む VRは脳をどう変えるか?
人間の心の中に侵入し、問題を解決する。
よくあるテーマではあるが、この作品は背景となる科学的設定が面白い。
能力ゆえの主人公の弱さを含め、私の趣味に合う設定だった。
続きを読む 風牙
まず日本版のタイトルが良い。
原題の「The Answer」をストレートに翻訳したタイトルなら、この本を手に取ることはなかっただろう。
書かれている方法に目新しさはないが、その背景に「RAS」とう科学的根拠(らしきもの)があるのが、他の自己啓発本と違うところだろう。
「話を聞かない男、地図が読めない女」の著者だという事は、本書の最後の方で気づいた。
続きを読む ブレイン・プログラミング
科学の進歩により、人間の機能は拡張しつつある。
義足のランナーは、普通の足のランナーよりも早く走れるようになってきている。
また、スマートフォンやウェラブルコンピュータは、人間の機能の拡張とも言える。
本書では、科学技術が現在、人間の機能をどのように拡張しているか、またその先はどうなるのか考察している。
物理的機能だけでなく、認識面に踏み込んでいるのも面白い。
続きを読む スーパーヒューマン誕生!
様々な精神疾患の事例をもとに、「自己」とは何かを探求している。
哲学の問いに、神経科学の最新の知見による回答を模索している本である。
「自己」というものの危うさを感じさせる。
続きを読む 私はすでに死んでいる
実は、人間は、人類バージョン1.0である。
石器時代から変わっていない。
現代の環境と石器時代から変わらない人間の身体とのギャップが、多くの病気や不幸を生んでいる。
ならば、野生の状態に戻ろうではないか!というのが本書の主張である。
続きを読む GO WILD
fMRI等による脳内活動の計測機器の発展と、ディープラーニングなどのAI技術によって、脳科学は猛烈に進化している。
また、ゲノム解析終了後、次のフロンティアとして、各国は脳科学の研究に多くの予算を設定している。
このような現状で、本書は、脳科学について、哲学の立場から検討している。
続きを読む 暴走する脳科学