「ロックイン-統合捜査-」でファンになったジョン スコルジーの怪獣小説である。
この作家のユーモアSFはとても楽しい。
本作では、著者の怪獣愛が爆発している。
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「ユーモア」タグアーカイブ
パン焼き魔法のモーナ、街を救う
モーナが唯一使える魔法は、パンをうまく焼いたり、クッキーを踊らせることだった。
魔法使い狩りで捕まり、何とか釈放されたが、迫り来る敵の軍隊の前で、モーナは国で唯一の魔法使いだった。
英雄を作り上げる政府への批判や、死んだ馬の大群など、子供には勧めにくいと思われがちだが、子供は分かるものだと思う。
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のうだま2 記憶力は年齢とともに衰えるなんてウソ!
タイトル通りの本だった。
年齢とともに記憶が衰えるわけではないと知って、少し安心した。
その他にも暗記のための科学的に根拠のあるノウハウが紹介されている。
あっという間に読み終わった。
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大怪獣のあとしまつ
退治された怪獣の死体は、どのように始末されるのだろう?
という疑問がこの映画のテーマである。
「時効警察」の三木監督なので、当然コメディである。
ただ、舞台が大きすぎる上に、主演の二人が普通に主演をはれる人気俳優なためか、三木監督得意の不条理なギャグがうまくハマっていない気がする。
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ゴーストバスターズ・アフターライフ
映画館に、ゴーストバスターズのコスプレをしている一家が居た。
知り合いのような気がするが、怖いので声をかけなかった。
ゴーストバスターズの孫娘が主人公のこの映画は、あまり期待していなかったが、面白かった。
本家よりも面白かったくらいだ。
映画館で映画を観ると、家で観るより迫力のある音で楽しめるのも良い。
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ワニの町へ来たスパイ
捜査で大立ち回りを演じて命を狙われることになったCIAの女スパイが、ルイジアナの田舎に身を潜めることになる。
ところが到着した途端に家の裏から死体が発見され、事件に巻き込まれる。
のんびりした南部で退屈するはずが、町を陰で仕切る婆さん達のグループと探偵をするハメになる。
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ネットワーク・エフェクト
マーダーボット・ダイアリーの2作目。
相変わらず弊機の独白が楽しませてくれる。
腐れ縁の船は当然として、弊機のコピーや新たな警備ユニットも登場し、にぎやかである。
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翼を持つ少女 BISビブリオバトル部
ビブリオバトルがどういうものか、初めて知った。
この本のルールでは、自分が紹介したい本を数分間でプレゼンし、発表者と聴衆で、一番読みたい本に投票するシステムらしい。
プレゼンの後には質疑応答もあり、発表者は質疑応答も有効に使いポイントを稼ぐ。
学生時代にやった読書会とはまったく違い、スポーツのような雰囲気もある。
これは楽しそうだ。
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ゴーストハント7
十二国記や屍鬼で有名な小野不由美は、このゴーストハント・シリーズで先に有名になっていたとは知らなかった。
たまたま配信でアニメ版を観たが、最終巻でである7巻だけがアニメ化されてなかったので、気になって原作を読んでみた。
様々な謎が解明される、この最終巻は是非アニメ化して欲しい。
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メインテーマは殺人
「カササギ殺人事件」でミステリー界を騒がせたアンソニー・ホロヴィッツの新作だ。
「カササギ殺人事件」のようなアクロバットな構成ではなく、今回は新しいホームズ&ワトソンによる正統なミステリーである。
謎解きそのものよりも、デコボココンビの関係が面白い。
きっとシリーズ化して、売れ続けるのだろう。
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