「宇宙」タグアーカイブ

おやすみオポチュニティ

いい映画だった。
双子の火星探査機オポチュニティとスピリットとそれを支援するNASAの人々を描いたドキュメンタリーである。
探査機たちの健気な冒険を見ていると、彼らが生き物のように感じ、愛おしくなってくる。
無事に火星に着陸した時には、歓声を上げたくなった。
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時の子供たち

面白かった。正統なるSF小説。
内紛により自滅しそうな人類は、テラフォーミングした惑星に、進化を促進した類人猿を放ち、自らの後継者としようとした。
しかし、過激派により実験は失敗。
猿たちは死に、知能を進化させるウイルスは、惑星土着の生物である蜘蛛たちの進化を促進した。
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スペース・コロニー宇宙で暮らす方法

スペースコロニーと言えば、ガンダムに出てくるオニール型だろ!と思ったら違った。
この本で出てくるのは、ISSや今後予定されているゲートウェイのような宇宙ステーションだった。
この本の著者がスペース・コロニー研究センターなので、タイトルに偽りはない。
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人類、宇宙に住む

SF的未来紹介で楽しませてくれるミチオ・カクが、今回は宇宙移住について解説している。
宇宙開発の歴史から現代の状況、そして未来と、その先の未来への続く。
「その先の未来」の話は、量子力学を元にした多元宇宙にまで行ってしまっているので、ついて行けなくなってしまった。
宇宙移住を中心にして、現代科学のあらゆるトピックをぶちこんだ気もするが、それはそれで楽しめた。
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「相対性理論」を楽しむ本

『「量子論」を楽しむ本』がなかなか楽しかったので、同じような感じかと思って、この本を読んでみた。
確かにていねいに説明しようとする姿勢は同じなのだが、本書でも言われているように、やはり相対性理論は数学的に理解するしかないようだ。
この本を読んでも、理解が進んだ気はしなかった。
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「量子論」を楽しむ本


「量子論」は、日常とあまりにもかけ離れているので、感覚的に理解できない世界だ。
この本は、そんな「量子論」の理論や実験を、ひとつづつ丁寧に説明してくれる。
なるべく数式を使わず、類似の他書よりも随分分かりやすいと思う。
けれど、最後まで読んでも、結局理解したとは言えない。
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宇宙ビジネスの衝撃

宇宙ビジネスの衝撃――21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュここ数年、多くの企業が宇宙ビジネスに投資している。
テスラのイーライ・ロスを始め、amazon、googleも宇宙ビジネスに手を伸ばしているようだ。
このような世界的な巨大企業が勝算なしで、この分野に進出するとは思えない。
では、何を目指しているのか?
それを解説しているのが本書である。
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