大好きな映画も何本かあり、評価は納得出来ないが、語り口が心地良い。
自分もテレビの洋画劇場の影響を受けていたことを思い出させてくれる。
知らない映画も何本かあったが、見てみたいと思うものはなかった。
続きを読む トラウマ日曜劇場
「SF」タグアーカイブ
走馬灯のセトリは考えておいて
セトリは古本屋業界用語ではなく、セットリストだった!
死者が情報として生きる近未来を描いている。
ChatGPTの時代には、情報されあればリアルな反応を生成出来るのはリアル。
続きを読む 走馬灯のセトリは考えておいて
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
三木聡のようなバカな映画だった.。
さえない中国系アメリカ人の主婦が、じつは複数の並行宇宙を救う選ばれた人だった。
しかし、世界を滅ぼす悪は、実は娘だった。
ポップな演出だが、家族の難しさと絆を描いた映画だった。
続きを読む エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
前作から随分と時間が空いたが、アバターの続編である。
キャメロン監督のことだから、ストーリーや思想には期待しないが、映像表現は素晴らしいに違いない。
ということで、少し遠いがIMAXの映画館に観に行った。
行った甲斐があった。
素晴らしい映像だった。
続きを読む アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
エクセプション
絵は好みではないが、なかなかSFしてる。
移民星を探す宇宙船で、乗務員はデータを元にプリントアウトされる。
ところが、中の一人のプリントアウトが失敗し、怪物となってしまう。
彼を殺処分するか、4人の乗務員で意見が割れるが、ひとりが怪物に殺される。
続きを読む エクセプション
異常【アノマリー】
フランスのSFのような、純文学のような不思議な作品だった。
登場人物が多く、途中までは流れを掴むのが難しい。
結局、何を主張したいのか、よく分からなかった。
続きを読む 異常【アノマリー】
AI法廷のハッカー弁護士
これも面白かった。
この頃でも、探せば面白い小説はたくさんある。
裁判官がAIになった未来に、そのバグをハックして勝利を勝ち取る弁護士が主人公。
行きがかり上、手伝いになった素直な青年とハッカーの少女というチームがなかなか良いキャラである。
続きを読む AI法廷のハッカー弁護士
時の子供たち
面白かった。正統なるSF小説。
内紛により自滅しそうな人類は、テラフォーミングした惑星に、進化を促進した類人猿を放ち、自らの後継者としようとした。
しかし、過激派により実験は失敗。
猿たちは死に、知能を進化させるウイルスは、惑星土着の生物である蜘蛛たちの進化を促進した。
続きを読む 時の子供たち
20世紀SF〈2〉1950年代
そうそうたるラインナップ。
この人がこんな作品を⁉︎と思うものもあった。
全体的には分かりやすかったが、なかには理解しづらい作品もあった。
短編集とは、そういうものだ。
続きを読む 20世紀SF〈2〉1950年代
LIFE3.0 人工知能時代に人間であるということ
超知能の登場が間近かもしれない今、どう安全にAIを開発すべきかを真剣に語った本。
この方向で、本当に検討する団体を立ち上げ、イーロン・マスクらの著名人を巻き込んで主流の研究にしたのだから凄い。
超知能と人間の将来の関係についての複数のシナリオは、SF小説よりも魅力的である。
専門が宇宙物理学者なので、発想のスケールが違う。
続きを読む LIFE3.0 人工知能時代に人間であるということ