「SF」タグアーカイブ

ビンティ調和師の旅立ち

天才的な調和師であるビンディは、父親の後を継ぐことを期待されたが、家族の反対を押し切って大学に行くことにする。
大学惑星へ向か宇宙船がメデュースという種族に襲われ、ビンティ以外は皆殺しにされてしまう。
生き残ったビンティは、大学惑星とメデュースの調停をすることになるが・・
アフリカン・ティストの冒険SFである。
科学的背景の分からない部分もあるが、少女の冒険譚として楽しめた。
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大怪獣のあとしまつ

退治された怪獣の死体は、どのように始末されるのだろう?
という疑問がこの映画のテーマである。
「時効警察」の三木監督なので、当然コメディである。
ただ、舞台が大きすぎる上に、主演の二人が普通に主演をはれる人気俳優なためか、三木監督得意の不条理なギャグがうまくハマっていない気がする。
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彼女は一人で歩くのか?

作者が「すべてがF になる」で有名な人なので、推理作家が片手間でSFを書いたと思っていたのだが、違ったんだ。
びっくりするほどSFだった。
映画版である「ブレードランナー」より「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」に近い。
人工細胞により人が死ななくなった未来。
子供は生まれなくなり、その代わり人工細胞を使ったロボットであるウォーカロンが増えている。
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PROJECT HAIL MARY

「火星の人」のアンディウィアーの新作である!
「火星の人」では主人公は火星で一人ぼっちだったが、今度は相棒がいる。
それも気のいい異星人である。
次から次へと降りかかる難題を知恵と科学力で解決する展開は、「火星の人」と同様である。
原書で読んだので、分からないところや勘違いも多々あったとは思うが、それでも面白かった。
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メデューサとの出会い

クラークの日本オリジナル短編集の3巻。
知らずに3巻から読んでしまった。
クラークらしいハードで、楽天的でワクワクするSFばかり。
主に太陽系内での冒険物語。
科学の進歩が与える素直な希望と感動を描いた作品が、いまはほとんど見られないのが寂しい。
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THE INSTITUTE

流石に大人向けのペーパーバックは、読み切るのに時間がかかった。
本作は、スティーヴン・キングによる、多分久しぶりの超能力者ものである。
アメリカ中からさらわれた少年少女が怪しい研究所INSTITUTEで、超能力を開発するためのモルモットにされる。
「ファイアスターター」のような泣かせる話ではなかったが、途中から少年の冒険物語となり、俄然盛り上がってきた。
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