一人では、何度か走ったことのある海までの荒川サイクリングコースだが、今回は4人で走ることになった。
帰りは、電車に自転車を載せて移動する輪行スタイル。
今回は軽い折りたたみ自転車、MR-4Fの出番である。
露の晴れ間、10時に秋ヶ瀬公園に集合した。
すでに気温は上がり始め、灼熱地獄の予感。
リアバッグを外したMR-4Fは身軽である。
そして速い!
MTBで走るのと同じくらいの負荷でこいでいたら、いつの間にか25キロで巡航していた。
彩湖を周って、のんびり荒川沿いの道を走る。
正午前に、サイクリスト御用達と言われるレストラン「さくら」に立ち寄った。
なるほど、多くのサイクリストがたむろしている。
色々な自転車やサイクルウェアは、見ているだけで楽しい。
軽く生ビールで喉を潤し、ナポリタンを食べた後、アイスクリームを食べた。
この店はやたらソフトクリームの種類が多い。
その中から、「杏仁フルーツ」を選んだ。
なるほど、杏仁豆腐のココナッツの味がする。
川口の辺りのサイクリングコースは、本来荒川の右側なのだが、レストラン「さくら」を発見するために、荒川の左側を走っていた。
そのため、途中で道がなくなってしまう恐れもあった。
河原にある自動車教習所にぶつかった時には、これ以上進めないかと思ったが、なんとかわき道を見つけることが出来た。
正しいサイクリングコースに戻り、淡々と進む。
曇り空になったので、走り易い涼しさとなって来た。
しかし、ここに来て、激しい向かい風となった。
向かい風に負けないよう、20キロ巡航をキープしようとしたら、あっという間に疲れてしまった。
なにしろ、歩いても押し返されそうな風なのだ!
向かい風と戦いながら、無事海に到着した。
清砂大橋を渡って、目的地の葛西臨海公園に入った。
公園見物はパスして、次は銭湯探しである。
GPSとホームページから印刷した簡単な地図を頼りに、スーパー銭湯「湯処葛西」を発見した。
旅の汗を流す。
今回は日焼け止めを塗っていたので、腕や顔がヒリヒリすることはなかった。
新木場駅の周りにはほとんど店がないので、葛西駅周辺の居酒屋で呑んで、夜の道路を新木場駅に向かう。
新木場駅は始発だし、電車を選べば地元の駅まで乗り換えずに帰れるのだ。
車椅子のスペースは、自転車を置くのには丁度良いだろうということで、そののり場で森林公園行きまで3台まったが、我々の乗った列車には、車椅子のスペースはなかった。
それでも、たたんで輪行袋に入れた自転車を、普通の荷物のように椅子の前に置いて、問題なく帰りついた。
[葛西臨海公園までのサイクリングコース]