野菜に関するトリビア集。
ひとに話したいが、覚えきれない。
もっと挿絵が連動していた方がイメージしやすかった。
続きを読む キャベツにだって花が咲く
「ノンフィクション」カテゴリーアーカイブ
学びとは何か-<探究人>になるために
「英語独習法」の著者による認知心理学視点の学習システムの作り方である。
子供が母国語を学習する過程をモデルにして、人間が知識を得る方法を解明し、利用する方法を提案している。
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怖くて眠れなくなる植物学
前作「面白くて眠れなくなる植物学」ほどでの驚きはなかった。
というか、途中から読んだことがある気がしてきた。
ちょいちょい文明批判が入っているが、これは余計と思った。
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シロアリ-女王様,その手がありましたか!
シロアリの世界は興味深い。
シロアリはアリやハチよりゴキブリに近い。
真性社会性生物だがアリやハチとは生態が違う。
女王が複数おり、創設女王と同じ遺伝子を持った分身である。
ワーカーはオスもメスもおり、全ては幼体である。
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バイオパンク
バイオテクノロジーが発達し、手軽に個人でも利用できる時代が来ている。
本書では、個人でバイオテクノロジーを追求する人々の思想や傾向を解説している。
情報と技術の民主化は共感できるが、ガレージで作る合成生物にやはり不安も感じる。
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ものがたり西洋音楽史
岩波ジュニア文庫にしては難しいと思った。
大きな流れは分かりやすいのだが、細かい部分で専門的で、たまに追えなくなってしまう。
もっとメジャーな作曲家を前面に出せば、とっつき易かったと思う。
文中に()内の補足が多く、読みにくい。
脚注にした方がすっきりする。
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英語独習法
英語の学習方法について、独自の視点で面白い。
学習の実践として巻末に演習がある。
英語の単語を分析するサービスを使って類語の違いを検証する。
なぜ同じ意味の英単語がいくつもあるのか疑問だったが、このサービスで関係する主語や目的語を比較すると、違いが見えてくる。
これは面白い。
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脳の地図を書き換える
脳は柔軟に変化する器官であり、常に課題に対する解決を目指す。
それは、何が入力であっても、それに対応することを意味する。
視覚や聴覚のような感覚器官や腕や足が失われても、それに対応しようとする。
新しい周辺機器が追加されても、それに対応しようとする。
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脳は世界をどう見ているのか
新皮質は同じ機能の多数の細胞で構成されており、それぞれがモデルを構築し、予測する。
意識はそれらの多数決で決定される、という考え方は面白い。
後半は少し退屈だった。
人類が滅亡した後に遺産を残す事には興味がない。
著者はPalmの開発者だった。
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奇妙な菌類
菌類の不思議な世界を堪能した。
ただ、人に説明しようにも覚えてないのが残念である。
菌類は、真菌、細菌、ウィルスに分類される。
真菌とは細胞内に核を有する真核生物であり、シイタケ、黒カビ、イーストがこれにあたる。
細菌は納得菌などである。
本書は、主に真菌について語られている。
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