「ノンフィクション」カテゴリーアーカイブ

財政赤字の神話

驚くべき理論である。
本当なら凄いが、どごまで信じて良いものか。
「通貨を創造できる国においては、赤字は問題ではない。
お金は作れば良いのだから。
問題はインフレだけである」
簡単に言うと、このような理論である。
本当であれば、世界最大の赤字国家である日本には喜ばしいことだが、いままでの常識と真っ向からぶつかるこの考え方を簡単には信じられない。
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闇の自己啓発

読書会の記録という形が、大学時代にやっていた読書会が思い出されて、懐かしく感じた。
ただ、読書会という性質上、話があっちこっちに飛んでしまう傾向がある。
ソラリス、エヴァ、ハーモニーなど、知っている映画や小説がよく引用されていて楽しい。
やたら注釈が多いのも、士郎正宗のマンガのようだ。
理解しきれないところもあるが、少しダークな現代思想のガイドブックというところか。
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データで見る行動経済学

論文のような本だった。
「ナッジ」のワンテーマの研究論文で、アメリカ等の国々で政策へのナッジの受け入れ態度の調査と分析の結果を報告している。
様々な課題については検討はしているが、結論は出せず、それを正直に認めている。
統計解析部分は難しく、一般読者に売れたのだろうか、と心配になる。
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今から始める・見直す管理会計の仕組みと実務がわかる本

管理会計の本は多いが、実務にフォーカスした本は珍しい。
コンサルティングで管理会計を扱うことが多いので、この本は参考になりそうだ。
理屈の上での必要性よりも、実務で出来る範囲に絞り込んだ姿勢は好ましい。
管理会計は、正確性よりもスピードを求められるものだからだ。
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