量子力学で生命の謎を解く

読み終わるのに時間がかかり、そして難しかった。
感覚的に理解できない量子物理学と最新の生命科学の両方を説明されるので、ついて行くのが辛い。
その上、両者の説明が長く、肝心の両者の接点がかすれてしまっている。
話としては面白いのだが、事例の紹介が長く、本題を見失ってしまうところもあった。
今後、重要な分野だとは思うが、この本だけでは納得出来なかった。
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心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス

いとこに勧めるマインドフルネスの本を探していたら、ちょうどAmazonプライムで無料の本があった。
とても読み易いし、幅広いシーンで使えるので入門には丁度良さそう。
うすうす分かっていたが、あとがきで女性向きの本であることを知った。
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カラー版徹底図解クラシック音楽の世界

図解だからと甘くみてた。
西洋音楽の流れを大雑把に知りたいだけだったのに、この本はクラッシック音楽の技法的な歴史の解説だった。
楽譜が頻繁に登場し、それを見て理解したとは言い難い。
でも、大きな流れは分かった気がする。
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クラシックBOOK―この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる!

電子サックスであるAerophoneを購入し、独学で学んでいるため、にわかに音楽に興味が湧いてきた。
音楽関係の知識は浅いので、入門者向けとして評判の高い本からはじめることにした。
この本は、軽妙な語り口でクラッシックの有名な作曲家たちのエピソードが楽しめる。
音楽史が体系的に覚えられる訳ではないが、クラッシックを身近に感じられる良書だ。
Amazon music unlimitedで曲を確認しながら読むのは楽しい。
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キャプテンフューチャー最初の事件

「キャプテン・フューチャー」と言えば、私的にはNHKのアニメ版である。
ストーリーはともなく、オープニングの語りがカッコよかったのを覚えている。
有名なスペオペである原作は読んだ記憶がない。
子供の頃はスペオペが好きではなかったが、年をとって守備範囲が広がったので、キャプテン・フューチャーの現代的リブートである本書を読んでみることにした。
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ライフデザイン スタンフォード式最高の人生設計

デザインの手法を使って人生を設計する方法を教えてくれる。
デザイン思考のためには、好奇心、行動主義、視点の転換、認識、過激なコラボレーションという5つのマインドセットが必要だとしている。
気付きの多い本だが、この本のキモである演習が終わらないうちに、図書館の返却日が来てしまった。
一冊買っておこうかな・・・
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図書館の魔女 第一巻

中世ヨーロッパのようであり、東洋のようでもある世界が舞台のファンタジーだ。
山で育てられた少年キリヒトは、先生である老人に言われ、図書館の魔女に仕えることになる。
図書館の魔女は、すべての知識を手中にする恐るべき存在だと思われている。
しかし、キリヒトが出会った魔女は、まだ少女だった。
そして図書館の魔女マツリカは、口がきけなかった。
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パードレはそこにいる

珍しいイタリアのミステリー。
人名や地名が覚えにくいが、独特の雰囲気があった良い。
事件のトラウマで休職している女捜査官コロンバと自身が誘拐された過去を持つ子供探しのエキスパートでありダンテが、誘拐された子供の行方を追う。
ちなみに「パードレ」とは、イタリア語で父親の意味らしい。
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〈インターネット〉の次に来るもの

インターネットが普及した現在の次に、何が流行るかを予想したビジネス本かと思ったら、とんでもなかった。
「未来を決める12の法則」とあるが、その先にあるのは、コンピュータと人間の接続による新しい生命体の誕生だった。
まんまSFのような、壮大な思想についての本だった。
とても楽観的だが、それもまた良い。
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