ロメロによるゾンビ・サーガの3作目Day of the Dead(死霊のえじき)の続編かと思ったら、まったく関係なかった。
B級というより、自主上映作品に近いクオリティだった。

冒頭、ウィルスによる感染が広がった病院で、軍によって大量殺戮が行われる。
感染した人間は、ゾンビと化して人を襲う。
よくある設定だ、と思っていたら、舞台は精神病院になる。
しばらく精神病院の日常がダラダラ描かれる。
患者が散歩で拾った魔法瓶の中にウィルスが入っており、病院内で感染が始まる。

すぐにゾンビにならず、皮膚がはがれたり、水ぶくれが出来るなど、段階的に変化していく。
主人公の5人は、変化の過程で、テレパシーで意思を伝えたり、傷みを共有したりするようになる。
実は超能力テーマ化だったのか！と感心したら、その後、ゾンビが大量発生し、なしくづしに終わってしまった。

まあ、趣味は悪いし、展開もダルいのでお薦めは出来ない。

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