1作目もバカだったが、2作目も更にバカバカしくなった。
とにかくお下劣でノリがいい!
家族で観るのはお薦めしない。
1作目では、毒を盛られた殺し屋が、アドレナリンが出ていないと死んでしまうので、あらゆる手段でアドレナリンを上げながら解毒剤を探す話だった。
1作目の最後で、ヘリから落ちて死んだはずの殺し屋が、実は生きていた。
しかし、心臓を盗まれ、埋められた人工心臓を動かすために、常にバッテリーを充電しなければならない。
あらゆる手段でバッテリーを充電しながら、盗まれた心臓を探しまわる。
オープニングで殺し屋が心臓摘出手術をされるのだが、そばにいるチンピラが、開口している胸をを灰皿替わりにする悪趣味さ。
全編このお下劣さに貫かれている。
肌を擦り合わせる摩擦で電気が起こると聞けば、満席の競馬場のコースで恋人とセックスを始め、観客の拍手喝采を得る。
決して、家族で観ない方が良い。
しかし、このバカバカしさとスピード感は突き抜けている。
インディーズのような撮影方法も面白い。
アメリカ映画にこんなパワーが残っていたとは思わなかった。
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