走り慣れた嵐山だが、小川町からアプローチすると別の良さが見えてくる。
天気の良い5月は、サイクリングには最適な時期である。
今回はオフロードが多いのでMTBで出動した。
スタートは道の駅おがわまち。
道の駅の裏手を川に沿って走る。
しばらく走ると、あまり高くない山が右手に見えてくる。
新緑が美しい、なんとなく見ていると落ち着ける山々である。
埼玉県に住んでいて良かった、と思える。
いつもの嵐山ルートに合流した。
その後は嵐山ルートのショートカットかと思ったら、少し違った。
オフロードの巡礼街道を走り、ランドマークである笛吹峠の休憩所を越えると左に曲がる。
いつもは直進するところなのだが、左に道があるとは知らなかった。
この道は、まさにオフロードのためのシングルトラックだった。
気の抜けない山道の下りが続く。
MTBで走るのは楽しいが、とてもBD-1やMR4で走る気にはなれない。
オフロードが終わり畑道に出る。
その後は川沿いののどかな道を走る。
槻川の冠水橋を渡りまた山に入るのだが、「マウンテンバイク進入禁止」の立て札が立っていた。
前回は、歩行者を見たら自転車を降りるよう指示があったのだが、事態は悪化しているようだ。
仕方なく、MTBを押して歩く。
元来た道に戻り、道の駅を目指す。
トータル20キロ強の楽しいルートだった。