珍しいフランス産ゾンビ映画である。
出て来るゾンビが速い上に数が多い。
もう、絶対生き残れないという感じである。

仲間を殺された仕返しに、ギャングのアジトに刑事が強襲をかける。
しかし、死人が生き返り襲いかかってきたので、生きてビルを出るまでは共闘することになる。
まあ、それだけの映画である。

仲間を殺されたからと言って、ギャングを皆殺ししに来るのだから、警官側もまともではない。

この映画も走るゾンビ系の映画である。
ゾンビの動きが速い上に、力も強く、数が多い。
普通の人間ならば、すぐに全滅してしまう。

しかし、人間側もただ者ではない。
ベトナム帰りのジジイは、嬉しそうにゾンビの女をレイプしようとするし、重機関銃で通路のゾンビを破壊しまくる。
ギャングや女刑事は肉弾戦に強く、全然効かないとは思うのだが、ゾンビのボディにパンチを入れ続ける。

ラストの後味の悪さは、さすがフランス映画である。

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