ウェブ文章術と銘打っているが、単に文章作成方法に留まらず、マーケティングまで踏み込んで解説している。
事実だけ書くよりも、ストーリーで提示するほうが理解させ易い、など試してみたい手法が紹介されている。
事実だけを聞くよりは、そこに至ったストーリーが聞けると関心が高まる。
商品などの誕生秘話を活用したストーリー展開では、想いを盛り込む。
まずは時系列で、何があったのか、どんなことを考えたのか。それを書きだす。
自分の感情と向き合い、怖かった、嫌だった、嬉しかった、悲しかったこと、そのような感情の振れ幅が大きかった点を書きとめてみる。
同じ商品を説明するのでも、この手法を使うと伝わりやすさが異なる。
また、会社案内も、事実を羅列するよりも物語とするとインパクトが違う。
会社紹介のストーリー例
・きっかけ(事業スタートの理由)
・ターニングポイント(きっかけとなった出会い、きづき)
・障壁(障壁を乗り越えた事例)
・転換(大きな変革期)
・ピンチ(再度の障壁と乗り越えた事例)
・達成
なかなか面白い視点だ。
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