やっと風邪が治ったので、久しぶりにMR-4Fでツーリングに行くことにした。
天気も良いし、越生あたりで梅を見るには丁度いい。
越生にある、七福神に見立てられた7つのお寺をのんびりまわってみた。
ゆーパーク越生の駐車場で、MR-4Fのタイヤに空気を満タンにして出発。
いつも通り、ひと山越えるて下りに入ると、登山客がやたらにおおかった。
「すいません」と声をかけて、どいてもらいなが走るので、なかなか進まない。
越生は観光シーズンのピークのようで、いつになくとても人が多かった。
1番目は黒山三滝そばの全洞院(布袋尊)。
小さく、地味なお寺だった。
無人なので、記帳も龍穏寺に委託していた。
トイレが「おひまつびし処」と看板を出しているのが面白い。
単なるトイレだから、そりゃ「年中無休」だろう。
#1が見つかって、ホッとしたので、お寺の向いにあるカフェ「ディーゾンネ」で、水だしコーヒーを飲んで休憩した。
次の龍穏寺までも、またひと山越えなければならない。
今日は調子が良いのか、長い急な上りも、自転車を降りずにクリア出来た。
ただ、下りのダートは、MR-4Fの細いタイヤでは怖い。
こういう道はMTBが良い。
2番目の龍穏寺(毘沙門天)は、何度も来ているので、アリバイ作りの写真だけ撮って、すぐに退散した。
龍穏寺から戸神までは、長くて急な坂が続く。
いままで一度も、自転車を降りずに上りきったことはなかったのだが、今日は初めて、休憩無しで越えられた。
とても気分がいい。
せっかく上った山を、あっという間に下り、次は3番目の円通寺(寿老人)である。
円通寺は、自然休養村センターの裏にあった。
春のような気候なので、風も心地よい。
期待したほど梅は奇麗ではなかった。
梅の季節には、少し遅かったのかもしれない。
4番目の最勝寺(福禄寿)までの道も、登山客が沢山いて、走りにくかった。
お寺の周りで、観光客が地べたに座って、お弁当を食べている姿は微笑ましかった。
すぐそばには、有名な越生の梅林がある。
梅の量は少ないようだったが、観光客の数はやたら多かった。
5番目の弘法山(弁財天)は山の上だと聞いていたので、道に迷う前に、人に聞いてみることにした。
消防署で場所を尋ねると、親切に教えてくれた。
思っていた場所と全然違っていたので、自分の勘を信じないで、他人の助けを求めて良かった。
山の上だけあって、お寺の直前に厳しい坂があって、かなり疲れた。
6番目の正法寺(大黒天)は、越生駅の近くなので、すぐにわかるだろうとタカをくくっていたら、道に迷ってしまった。
川の周りを行ったり来たりしているうちに、越生駅に到着し、1番飛ばして、7番目の報恩寺(恵比寿)に着いてしまった。
報恩寺の前に、正法寺への案内板があったので、正しい順番でクリアするために、正法寺に向った。
正法寺の直前は、またも急坂だった。
無事に正法寺を見つけた後に、来た道を戻って報恩寺に到着。
これにて、七福神巡りは終了。
我ながら信仰心が厚い。
死んだらきっと、極楽浄土に行けるに違いない。
帰りは渋滞にハマったが、iPodに入れておいた「未来講師めぐる」と「CSI NY2」をカーナビの画面で見ながら帰ったので、退屈はしなかった。
しかし、疲れきっていたのか、とても眠かった。