内藤忍の資産設計手帳のすすめ

内藤忍の資産設計手帳のすすめ資産を長期分散投資し、手帳で管理する方法を解説した本である。
長期投資なので、3ヶ月に1回状態をチェックすれば良いとしている。
世界的な金融不安の今日、株価をチェックする度に、暗くなってしまう。
3ヶ月に1度で済むなら、精神衛生上とても良い。

内藤忍の資産形成方法は、分散の比率のみを重要とし、タイミングは重視していない。
正しい配分で資産を持っていれば、経済の上昇と連動して、自然に資産価値は上がって行く、という考え方である。
過去の傾向をグラフなどで説明されているので、とても説得力がある。
本当は、その情報の出典を自分でチェックすべきなのだろうが、なかなかそこまで手が回らない。

エクセルで資産を管理するシートと、それを手帳用に印刷するサンプルもあり、すぐに実践出来そうだ。

また、もうひとつの手帳利用方法として、時間管理シートが提案されている。
日本人の平均余命から、自分の残された時間を計算し、残された時間で何を実行するか、計画・管理する方法だ。
実際に、自分の残り時間が目に見える形になると、時間をムダには出来なくなるらしい。

どちらも、それほど手間はかからないので、やってみようと思う。

なお、内藤忍の資産運用の方法については、「内藤忍の資産設計塾 実践編」が分かり易い。

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