そばかすの少年

そばかすの少年 (光文社古典新訳文庫)これもコテコテの古典である。
「カルピス劇場」でアニメ化されていても不思議ではない内容である。
あまりに真っ直ぐなキャラクターに赤面せずにはいられない部分もあるが、つまらないわけではない。

片手を失い、自分の本名も知らない「そばかす」と呼ばれる少年は、木材泥棒から森を守る番人として働くことになる。

「そばかす」は大自然の過酷な環境の中で木材泥棒と戦い、立派な青年に成長していく。
可憐な少女「エンジェル」との出会いが、「そばかす」の運命を変えていく。

片手がないという面でビジュアル的に問題があるが、逆境に立ち向かう「そばかす」の姿は、往年の「カルピス劇場」のキャラクターのようである。
1904年の作品なので、古いのは当たり前だが、現代では忘れられた義務や責任を基にした生き方が、むしろ新鮮である。
現代の日本で生きる私には、自分の血筋を気にする「そばかす」の姿は、いささか不思議である。
別に貴族の血筋である必要はないと想うのだが・・・

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