四国八十八ヶ所から始まり、スペインの聖地を自転車で巡礼したオヤジの記録である。
読んでいると、また旅に行きたくなってしまう危険な本でもある。
作者は50過ぎの、普通のオジサンである。
ふとしたキッカケで四国八十八ヶ所を自転車で巡り、ついにはスペインの聖地まで自転車で巡礼してしまった。
バリバリのライダーではないので、その道程も共感出来る緩さである。
疲れれば無理せず電車を利用し、休憩の為にホテルに延泊する。
自転車旅行というのは、なぜか自転車に乗っているだけで、普通の観光旅行から冒険に近くなる。
だから、本のネタにもなったのだろう。
この本では、それぞれの巡礼で使用した自転車の装備やタイヤのサイズなど記述されており、参考になる。
秩父の札所巡りも終わったし、次は四国かな。
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