仕事や勉強を、喫茶店で効率的にするための方法を解説している。
私もヘビーなカフェ利用者なので、とても楽しく読ませてもらった。
喫茶店とは関係ない話が多き気もするが、まあいいか。
私も仕事のエンジンをかけるためにカフェやファミレスを良く利用する。
昔は、会社の最寄り駅の2駅前で電車を降りて、カフェでその日の予定を検討してから、30分歩いたものだ。
著者が言う通り、喫茶店では、自宅と違う集中力が発揮出来る。
集中力が高まるのが、著者の言う通り「ちょっとした公共性」が自分をコントロールするのに最適」なのかどうかは良く分からない。
どちらかと言うと、時間を強制的にコマギレにしてしまうのが、良い影響を与えているような気がする。
だから、私も著者と同じようにカフェのハシゴをしたりする。
同類がいることを確かめられただけでも、この本を読んだ甲斐があった。
喫茶店の利用方法として、著者は、「垂直思考」を上げている。
自分のなかの深いところで思考を進めるのが「垂直思考」らしい。
そのためには、「水平思考」であるインターネットを使うべきではないそうだ。
今度、試してみよう。
スポーツのトレーニングのように、15分単位で仕事を区切り、集中力を高める方法も面白い。
そのために、ストップウォッチで自分を追い込むのも良い。
人間は、単純に時間を計りだけでも、早くなるらしい。
どうも喫茶店には関係ないノウハウを、強引に喫茶店に結びつけている気がしないでもない。
内容的には面白いので良いが、半分くらいは喫茶店に関係ない気がする。
風呂の喫茶店化って・・・でも、風呂で洋書を音読(素読)するのは面白そうだ。
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