SP革命編

SP 革命篇 DVD通常版TVシリーズから始まり映画版の「野望篇」を経て、やっと「革命編」で「SP」が終了した。
異色のアクション・サスペンスドラマであって「SP」の、最後の最後の事件の割には地味だった気がする。
でも、キッチリ楽しませてくれた。

「野望篇」に続き、2つめの映画化、そして最後のエピソードが「革命編」である。

相変わらず、全編に独特の緊張感がある。
ストーリーにメリハリはないのだが、緊張感と独特のアクション、緻密な作りで楽しませてくれる。
敵味方ともに銃を携帯しているのだが、アメリカ人と違い、なかなか使わない。
結果として、格闘戦になってしまう。
この格闘戦が長く、しつこく、手に汗握る。
「24」のジャック・バウアーがいたら、一瞬でカタがついてしまったかもしれない。

また、細部の作り込みがいい。
国会議事堂の警備体制など、一般の人が知らない情報をうまく設定に使っている。
ただ、散々引っ張ってきた最後の計画が、国会議事堂を乗っ取って、議員の罪の告白を中継することだというのも、ちょっと拍子抜けである。

TVシリーズから登場している殺し屋のグループが、やっぱり一番楽しそうだった。

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