アメリカン・ゴッズ

アメリカン・ゴッズ 上移民とともにアメリカ大陸に渡ってきた世界の神々は、時代が移り変わるにつれ、忘れられ、力が衰えていった。
その古い神々と、コンピュータの神などの新しい神々が、存在を賭けて全面戦争に突入した。

何とも不思議な小説である。
アメリカ大陸に世界中の神々が落ちぶれながらも住んでいるのだ。
一神教の国らしからぬ設定である。
アニミズムの残る日本でこそ抵抗のない世界観だ。
読んでいて、高橋留美子のマンガのキャラクター達のイメージが被った。
宮崎駿が映像化しても面白いかもしれない。

途中まで、というか全体の80%くらいまでは、ストーリーの流れが見えず、何度も読むのを辞めようと思った。
でも、ちゃんと最後まで読んで良かったと思う。
最後まで読むと、ちゃんと伏線がはってあり、陰謀やミステリーがあったことが分かる。

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