スマートフォン巧者のマーケティング術

スマートフォン巧者のマーケティング術スマートフォンを使ったマーケティング手法の事例集である。
まだまだ始まったばかりの分野でもあり、各社の試行錯誤が面白い。
なかには、なるほど!と思わせる作戦もある。

米郵政公社のサービスでは、専用のマーカーを印刷し、それをウェブカメラにかざすと画面上に半透明の梱包箱が現れる。
これはUPSが実際に提供している梱包箱と同じ大きさで、ここに送ろうとしている荷物を重ねあわせれば、どのサイズの梱包箱であれば荷物が収まるかが直感的にわかる。

米国ウォールグリーン社では、スマートフォンのアプリで処方箋についているバーコードを撮影して送信すると、最寄りの店舗で薬を用意してくれるサービスで成果を出している。

セブンイレブンでは店舗とネットを連携したサービスを考えている。
実店舗でワイシャツを採寸して購入すると、次回からそのサイズのワイシャツをネットショップで購入出来る。

位置情報連動ゲーム「コロニーな生活」は、実際の移動距離に応じてポイントを得るゲームである。
各地にある提携店舗で商品を購入すると「コロカ」というカードを貰える。
「コロカ」に記されたコードを入力すると、レアアイテムが入手出来る。
全国に散らばる提携店舗を集めて開催された東急百貨店のイベントは、一週間で延べ4万人の入場を記録した。

「単発の広告は(短ければ)1日、(長くても)数日でその効果が終わってしまう。アプリなら、継続して外部メディアに露出出来る点がいい」

JR西日本の仕掛けた位置情報サービス「マイフェバ」は、運営目的が「乗車人数を増やす」ことだった。
他の位置情報サービスのように広告収入が必須でないため広告料が要らなかった。
これが登録店舗を増やせた理由である。
その業界の常識的収益方法と異なるしくみを持っていると、強力な武器になる。

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