第3回富士山マラソン

ついに初のフルマラソン。
去年は仕事が忙しくてキャンセルしまくったし、東京夢舞マラソンは距離的にはフルだけど信号待ちが多くて、走った気がしなかった。
湖も凍る気温なので、デビュー戦には寒すぎるが仕方ない。

この大会も例によって駐車場での前泊である。
夜中に西国分寺の友人と合流して、大会が用意した駐車場に2時に到着。
2人ならば十分広い私のセレナで、6時まで仮眠を取る。
健康的な生活とは言えないが、意外に熟睡出来た。

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早朝の駐車場からは富士山が綺麗に見えた。
思ったほど寒くもない。
富士山のおかげもあって、気分は盛り上がる。
大会が事前に配っていたビニール袋を着ている人が多い。
ゴミ袋かと思ったら、防寒用の装備だった。
暑くなったら捨てられるらしい。

駐車場から会場まではバスで移動である。
16,000人の大会だけあって、会場は混雑している。
ゲストには瀬古選手、アントニオ猪木、サンプラザ中野、ノッチなどのメジャーな人が来ていた。
スタートのグループが違う友人とは受付後に別れ、トイレの行列に並んだ。
トイレはスムーズに流れたが、荷物の預かりの渋滞にハマった。
渋滞が進まないと、スタートの9時に間に合わない可能性もあった。
しかし、フルマラソンの記録のない私は最後尾のスタート・グループで、先頭のスタートから30分くらい遅れるという話なので、特に心配はしていなかった。

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先頭から15分くらい遅れて最後尾のグループで走りだした。
今回は完走が目標なので、1キロ7分を目処に走る予定だった。
それでも、私のグループは遅い人が多く、どんどん抜いていくことになった。

先輩ランナーの教えに従って、全てのエイドステーションでお腹いっぱい食料を詰め込む作戦である。
この大会ではエイドが充実しており、定番のバナナだけでなく、きのこの山やブドウ糖タブレット、うどんやおにぎりなどが提供される。
うどんやおにぎりと味噌汁を貰うために並ぶことになったが、温かい食べ物は嬉しい。
食べてすぐ動くと横っ腹が痛くなると思ったが、そんなこともなく、快適に走れた。

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途中の上り坂で、多くの人が歩き出した。
陣馬トレイルランの直後だったので、私にはたいした坂に思えなかった。
むしろ、多少の坂があった方が変化があって嬉しいくらいだった。
今回の坂は、歩かずに、全て走りきった。

多くのランナーと一緒に走っているのは、それだけで楽しい。
雨や雪が降ることもなかったし、紅葉がきれいだった。
しかし、20キロを越えてから少し飽きてきた。
次回は、飽きた時のために音楽を用意した方が良いかもしれない。

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30キロ過ぎのあたりで小指にマメが出来た。
30キロトレーニングの時にもマメが出来た場所だ。
しばらく無視していたが、指に違和感があって走りにくいので、救護のスタッフにバンドエイドを巻いてもらった。

噂には聞いていたが、30キロ過ぎはなかなか辛い。
肉体的に辛いというより、走っても走っても、あまり進んでいない感じである。
それでも5時間直前で無事にゴールした。
初めてにしては、まあまあのタイムだったと思う。

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先にゴールに到着し、ゴールそばの宿で待機している友人に連絡したが、もう動きたくなかった。
一度止まると、動き出すのが辛い。
なんとか宿に辿り着き、駐車場の車は友人に持って来てもらった。
後は、風呂に入り、夕食を食べると8時には寝てしまった。

富士山マラソンでは完走するとメダルを貰える。
なかなかカッコイイのだが、友人が言うには毎回出場して毎回貰うと、扱いに困るらしい。

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