ウィンドウサーフィン・スクール

マラソンの練習コースのひとつでもある彩湖では、たまにウィンドウサーフィンをやっている人を見かける。
前から気になっていたので、試しにスクールに参加してみることにした。
慣れればそれなりに乗れそうだが、メインの趣味にはなりそうもない。

スクールを開催しているショップは、彩湖のすぐそばだった。
平日だったので予想通り、生徒は私だけだった。
ショップのそばに車を駐めて、近くのコンビニで昼食と飲み物を仕入れると、ショップの車で彩湖の駐車場に向かった。
先生はショップの店長のおっさんである。

ウィンドウサーフィンは、かなり大きなボードとセールなどの道具が多いので、駐車場の車から湖まで台車に乗せて移動する。
そして湖の横で組み立てるのだが、ちょっと面倒そうだった。

組立が終わると、陸上でレッスンである。
風がないとボードが走らないので、風が出てくる午後までの時間待ちの意味もあって、陸上でシュミレーションする。
湖のあの辺りに風が起きている、と指差されてもよく分からない。
風を見るスポーツなのだ。

セールを風下にして、ボードはセールと直角の位置に置く。
ボードの真ん中に立って、セールの紐を引いてセールを引き上げ、片足を後ろに移動し、持ち手を変える。
なかなかタイミングが難しいので、何度も練習する。
練習していると風向きが変わるので、ボードの向きを変えなければならない。

実際に湖に入る。
暑い日だったので、水の中が心地良い。

ウェイクボードに比べてウィンドウサーフィンのボードは巨大なので、ボードの上に乗るのは難しくない。
しかし、足の移動に失敗して、何度も落ちる。
そのうち風下にはゆっくり迎えるようになった。
ただ、戻ってくるために方向転換すると、また落ちる。

風が出てきて、ボードが早く進むようになったら、波が出てきてボードが安定しなくなった。
昼ごろから初めて15時くらいまで練習していたので、疲れてきたのか、何でもないところで落ちるようになってしまった。
それを察したのか、レッスンは終了となった。

基本的な操作方法は分かったので、後は数をこなして慣れるしかないと思う。
でも、道具を揃えて湖に通うほど楽しいとも思えなかったので、メインの趣味のひとつになることはないだろう。

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