「すぐやる」方法を解説している本は数多くあるが、この本の珍しいところは、著者がリハビリの作業療法士だというところだ。
「やる気」を起こすのではなく、体と脳を「すぐやる」モードにするノウハウが紹介されている。
多くのノウハウが紹介されているが、その中から幾つかを抜粋する。
まずは、睡眠時間を良く取ることである。
すぐ行動する人で睡眠不足の人はいない。
関係ないものは見てはいけない。
脳の注意がそちらに移ってしまうからだ。
「罪悪感」は危険である。
「やってはいけない」ことをすることで、脳は満足感を得ることがあるからだ。
自分の周囲にいる「すぐやらない人」が目に入らないようにする。
逆に、「すぐやる人」が目に入るようにする。
その場合、横並びの方が良い。
正面だと、脳が左右反転させるために負荷がかかるからだ。
現実に出来ないことを脳に要求してはいけない。
ひとつのことを出来ないことで、脳は全否定してしまう。
感触は、脳活性化の強制スイッチである。
感触は、ブロックされずに脳に伝わる感覚である。
感触から来た情報を脳は、そのまま信じる。
感触を豊富にすることで、体が動きやすくなる。
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