アバターワーク メタバースが生み出す時間、場所、身体から解放された働き方

アバターで働くことについての本であるが、将来の働き方だけではなく、実際に求人のある仕事も解説している。
いつの間にか、未来が来ていた。

メタバースの展示会では参加者がVRに慣れていないので、サポートする人が必要になる。
そこにアバターワークが発生している。
参加者は感情表現もできないため、何を感じているか察する能力が必要になる。
言われてみればその通りだが、想像できなかった。
時給は1,500〜2,000円程度らしい。
ただし、機材は自腹ということが多い。

介護の現場は物理的な支援ばかり目立つが、精神的な支援としてアバターも有効らしい。
また、医療においてもアバタード同士の方が、本音の相談ができるということもあるらしい。

VRのカメラマンがいるのも驚きだった。
イベントなどの広報のためにも良い写真が必要で、それにはVR独特のノウハウが必要になる。

老後の仕事としてのアバターワークもある。
体力的に外出は厳しいが、社会との繋がりを持ち続けたい人にぴったりの仕事になる可能性がある。

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