トラウマ日曜劇場

大好きな映画も何本かあり、評価は納得出来ないが、語り口が心地良い。
自分もテレビの洋画劇場の影響を受けていたことを思い出させてくれる。
知らない映画も何本かあったが、見てみたいと思うものはなかった。

ちなみに、本書で取り上げられている中で好きな映画は以下の通り。

・カプリコン・1
・スローターハウス5
・カサンドラ・クロス
・マニトウ
・ヘルハウス
・ウエストワールド
・エクソシスト
・センチネル
・人類SOS!

しかし、「ヘルハウス」の評価は、そうじゃないだろ!と思ってしまう。
著者の女囚映画好きは理解できなかった。

いにしえの悪霊パワーに対抗するには、現代の科学機器のマニトウ(霊的エネルギー)を集めてぶつけるしかない。常人には理解不能な理論に基づき、反撃作戦を決行するハリー。病院のコンピューター類をフル稼働させ、テクノロジーの神の力を借りてミスカマカスと全面対決だ!

米国初の地球周回軌道飛行をした1962年。マリリン・モンローが死に、ケネディがキューバを海上封鎖した1962年。そんな時代に、既にこれだけバリエーション豊かな変質者のみなさんが元気よく活躍していたとは……やっぱりアメリカは控え選手の層が厚い。

美少女好きのために子役上がりのパメラ・フランクリン=タナーのエッチ場面を用意し、熟女好きには元モデルのゲイル・ハニカット=アンのお色気シーンでサービスする……2人しかいない女性出演者で、映画を見る男どものフルレンジのニーズに応えようとする制作サイドの心意気はあっぱれである。

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