千里眼 美由紀の正体

千里眼 美由紀の正体〈上〉 (角川文庫)千里眼シリーズの最大の欠点は、主人公である美由紀が完璧過ぎて、感情移入出来ないことである。
今月号では、美由紀の隠された過去が明らかになる。

それもあって、今回の美由紀は、いつになく弱気なところがある。
そこは好感が持てるのだが、美由紀の隠された過去が悲惨過ぎる。
あまりに悲惨なので、核心部分は思い出せないように脳外科手術で削除されているというのは、強引な気がする。
まあ、かなり状況が変わったので、今後が楽しみであるが。

ハリウッド映画のようなラストシーンは、なかなかカッコいい。

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