東吾野駅に車を置いて、MR-4Fで飯能の山を攻める計画だった。
しかし、東吾野駅そばの５台程度しか置けない有料駐車場は、全て埋まっていた。
仕方ないので、次の吾野駅まで移動したが、こちらには駅の駐車場自体無かった。
あえなくツーリングは断念。ドライブになってしまった。

車で現地まで移動し、自転車に乗り換えるツーリング方法は自由度が高い。
特に、セレナが走る自転車倉庫と化したので、この方法はとても相性が良い。
しかし、現地に駐車場がないと困ったことになる。
目的地が山の場合、土地は豊富にあるのだが、駐車場がないことも多い。
人が少ないだけに、路上駐車もちょっと怖い。
何か対策を立てなければ。

結局、目的地も決めず、セレナでドライブをした。
顔振峠の山頂近くには、登山者向けの食堂が何軒か固まっているのを発見した。
景色も良いので、ここで昼食をとることにした。

メニューはシンプルで、そばが中心である。
この時期、天ぷらはフキノトウしかないというので、ざるそばを頼んだ。
私がひとりだったせいか、それとも単にサービス精神が大盛なのか、ご主人と奥さんがよく話しかけてきた。
どこから来たのかとか、この辺りは梅の後の方が景色が良いとか。
私のスタイルが、サイクリングよりも山登りに近いので、登山者と勘違いしていたらしい。
サイクリングに来たが、車をとめるところがなくて・・・と事情を話すと長くなるので、勘違いはそのままにしておいた。
季節のモノということで、タケノコまでサービスして貰った。
目的のないドライブも、たまにはいいものだ。