越生・飯能方面を征服すべく、今回は鎌北湖から物見山を攻めるコースをMTBで走った。
スタート地点のゆうパーク越生は、いつになく混んでいた。
どうやら撮影会があるらしく、カメラを持ったおじさんが、沢山ウロウロしていた。
水着美女の撮影会のようで、暖かくてなによりである。
一般道を走るのも芸がないので、エーデルワイスGCを越えて、鎌北湖に出る作戦である。
今回は、ポイントとなる場所だけGPSに登録し、地図をちゃんと見ていなかったので、道には自信がない。
方向だけ確認しつつ、不安を感じながら走ったが、無事エーデルワイスGCに到着した。
エーデルワイスGCからは少し下って、予想以上に上り、鎌北湖に着いた。
鎌北湖は、あまり大きくない。
花見や紅葉のシーズンには盛り上がるのだろうが、この時期は寂れた感じである。
湖畔には、使われなくなった建物が廃墟として残っており、なかなかイイ雰囲気である。
鎌北湖からは、権現堂方面に向かい、毛呂山キャンプ場を抜けて、物見山に向かう。
途中、いくつか分かれ道があるのだが、どちらに行くべきかはっきりしない。
間違っても戻ってきたくない、と思いながら勘で道を選択した。
結果的には、大きな間違いはなかったようだ。
山道を黙々と上る。
天気が良いので、直射日光を浴びると暑い。
だが、うまい具合に木の影が道路に落ちて、日陰を作っているので、とても快適である。
その代わり、あまり景色を楽しむことが出来なかった。
物見山の山頂でランチにしようと思っていたのだが、展望が開けた場所がみつからなかった。
仕方なく、山頂を少し下った日陰で、軽くサンドイッチを食べた。
物見山を下りきると、里山に出る。
緩やかな下りを、惰性でゆっくり走りながら里山の景色を楽しむ。
仕事さえあれば、里山で古民家に住みたいものだ。
ゆうパークに到着する直前に、なんとか埼玉医科大病院の裏を迂回しようとしたのだが、このバカでかい病院はとても手強く、ルートが見つからなかった。
結局、病院の中のマックでソフトクリームを食べて、一般道に戻ってしまった。
やはり、雨さえ降らなければ、この時期のツーリングは気持ちがいい。