対談集 妖怪大談義

対談集  妖怪大談義 (角川文庫)妖怪好きによる、妖怪好きのための対談集である。
民俗学を背景とした高尚な対談から、妖怪図鑑の歴史についてのバカバカしい世間話まで、内容はバラエティに富んでいる。

聞き手が京極夏彦なので、水木しげる御大を始めとする小松和彦や荒俣宏などの世界妖怪協会の面々が登場するのは当然だが、養老孟司や夢枕獏、大塚英志、手塚眞という珍しいメンバーも参加している。
しかし、対談を読むと納得する。
彼らも、やはり妖怪バカの仲間である。

こんなマニアックの本を文庫で出版して、本当に売れるのだろうか?

[amazonjs asin=”4043620055″ locale=”JP” title=”対談集 妖怪大談義 (角川文庫)”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です