自分の才能を見つけ出し、その強みを活かした生き方を薦める本である。
弱みを強化するのではなく、生まれながらに持っている強みを活かしてこそ成功出来る、という考え方だ。

才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンである、としている。
これは、変更が難しく、自分の持っている才能を活かすのが効率的である、と本書では主張している。

本書では才能＝強みを３４に分類し、それぞれの意味を説明し、その強みを持つ人の声を掲載している。
３４の強みの解説だけ読むと、星占いとあまり変わらない気がする。
しかし、この分類は２００万人のインタビューの結果なので、信憑性が高い。

自分自身の強みを発見するには、ストリング・ファインダーというツールを使う。
インターネットのサイトで膨大な質問に答えると、自分の５つの強みがレポートされる。
この本を読むには、先に自分の強みを把握してからの方が、真剣味が増す。
ストリング・ファインダーは、ちゃんと日本語に対応している。
この本を買うと、自分用のパスワードも付いて来る。

ちなみに私の強みは、以下の５つだった。
・最上志向
・戦略性
・収集心
・学習欲
・慎重さ

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