「なぜ・・・」シリーズのシステム障害版である。
いつも通りこのシリーズは分かり易い。
ただ、今回のテーマは、知っていることばかりで、面白くなかった。

前回読んだ「オブジェクト指向でなぜつくるのか」が面白かったので、このシリーズのシステム障害版を読んでみた。

本章は以下のような章立てになっている。
1章「ダウンとは何か」
2章「アプリケーション・ソフトの不具合」
3章「OS、ミドルウェアの不具合」
4章「性能・容量不足」
5章「環境設定・変更ミス」
6章「運用・操作ミス」
7章「ハード故障、不慮の事故」
8章「ダウンに学ぶ」

このような観点の本は市場にあまりないので、貴重な存在だといえる。
システム開発をしていても、障害対策を知らない人が多いので、多くのSEに読んで欲しい本ではある。
しかし、知っている内容が多かったので、あまり楽しめなかった。

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