千里眼 ブラッドタイプ

クラシックシリーズ11  千里眼 ブラッドタイプ 完全版 (角川文庫)千里眼シリーズは、クラッシック・シリーズがあり、DVD付きのハードカバーもあり、ややこしい状態なので、自分がどこまで読んだかわからなくなってしまった。
本屋で手に取ったこの本も、書き直しであるクラッシック・シリーズではあるが、読んだことのない内容だった。
千里眼シリーズのメインキャストである岬美由紀、嵯峨、一ノ瀬恵梨香の3人が出演する豪華版である。

日本全体で血液型性格分析が流行し、いじめやリストラの原因にさえなっている。
一方、白血病の少女との恋愛ドラマのヒットにより、白血病に対する誤った情報が蔓延し、ドナーの減少と死亡率の上昇が問題になっている。
そんな中、嵯峨は白血病で倒れ、岬美由紀は誤ったイメージを払拭するために奔走する。

時事ネタをふんだんに取り込んだ、いつも通りの千里眼シリーズである。
しかし、今回は敵対勢力がいないため、スーパーヒロイン岬美由紀のアクションシーンが皆無に近い。
それどころか、すぐに涙を流す、恋する乙女になっている。

オリジナル・シリーズとクラッシック・シリーズでは、岬美由紀は違う人物ではないか、と思えるほどである。
オリジナルでは、何でも出来て鼻につくヒロインだが、クラッシックでは、うじうじしていてイライラする。
読者とは、勝手なものだ。

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