前回「飯能から越生に至る」では、山登り用の地図を見ながらツーリングをした。
山登り用の地図をよく見ると、知っている場所が山の尾根を伝えば繋がっていることがわかった。
今回は、正丸から山を上り、秩父に抜けるルートを試してみた。
ついでに、秩父アミューズパークに寄った。
西武線のどの駅でデポするか迷ったが、結局正丸駅にした。
過去の記録を調べてみると、東吾野から正丸までの間の山道は、結構走っていることがわかったからだ。
正丸駅の売店でお金を払い、車を駐車場に停めた。
1日500円である。
風が冷たく、強い。
いざとなったら輪行などで逃げられるように、今回もMR4改で出撃である。
正丸トンネルの手前を右に曲がり、標高818mの刈場坂峠まで一気に上がる。
この辺りの峠は、何度も攻めているので、上りきれない不安はない。
それでも100mくらい毎に休憩を入れて、のんびり上り続ける。
いきなり視界が広がり、刈場坂峠に到着した。
景色は良いが、風が冷たいので、ゆっくり休憩する気にはなれなかった。
道ばたには雪が残っていた。
いきなり寒くなったとはいえ、この程度の標高で雪が降っているとは思わなかった。
これからの下りが不安になる。
刈場坂峠までくれば、後は下りが中心である。
マウンテンパーカーとグローブを装着して、寒さに備える。
尾根伝いの道は、急な上り下りが少なく快適である。
県民の森を越えると、急な下りが続く。
分かりにくい道なので、地図を発見するたびに現在位置を確認し、慎重に進んだ。
道路の真ん中にコンクリートの盛り上がりがあり、とても危ない。
ローリング族防止なのかもしれないが、自転車の場合、ぶつかれば命取りである。
無事にお花畑駅まで辿り着き、遅い昼食にした。
秩父名物だという秩父ラーメンは、舞茸やキノコ、山菜が入っている。
味は、まあ普通。
ついでに秩父アミューズパークに行ってみることにした。
ヤフーの紅葉情報で、秩父アミューズパークは今が見頃だとあったからだ。
しかし、ついでに行くところではなかった。
もうひと山越える感じである。
疲れの溜まった足には、ちとキツい。
確かにイチョウは紅葉していたが、感動的というほどではなかった。
さすがに疲れたので、西武秩父駅から輪行で正丸駅まで戻った。
輪行袋は、たまにしか使わないと、なかなか上手く入らない。