以前居た会社の山岳部の活動に参加して、谷川岳に行って来た。
5年前にフリークライミングで谷川岳に行った時は死ぬような目にあったが、今回は普通の登山なので大丈夫。
日帰り登山なので、荷物も軽い。
今回の参加者は7人なので、私のセレナ1台で行くことになった。
私の地元の駅に終電近くの時間に集合し、谷川岳のロープウエー駅に4時には到着した。
夜明けは遠いが、4時半には歩き始めた。
心配した雨もなく、夜空の星が美しい。
ヘッドライトを点灯し、暗い道を歩く。
林道を歩いている時は良いが、登山道に入るとかなり辛い。
沢で濡れた石の上を歩くのは怖いくらいである。
夜が明けると風景が確認出来るようになった。
部分的にではあるが、期待したように山の木々は色づいていた。
登りは予想よりも急だった。
でも、乾いている分には岩場は楽しい。
フリークライミングをしている気分になってくる。
見えているのに、頂上にはなかなか辿り着けない。
到着したと思ったら、実はその先に本物の頂上が待っていた。
なんの為のイヤガラセなんだ、と思ってしまう。
結局、谷川岳山頂には地図上に書かれている時間通り、9時頃に到着した。
山頂に居たひと総出で記念撮影をした後、肩の小屋まで降りた。
肩の小屋で食事をする予定だったが、全ての食糧が売切れだったので、ロープウエー乗り場を目指すことになった。
下りは楽なようだが、私は上りより苦手だ。
この日は我々が下り始めた時間に登って来る登山者がとても多く、基本上り優先なので、なかなか進まない。
上って来る人の隙間を見つけて、下りなければならない。
上って来るひと達は、下を向いて歩いているので、我々の苦境に気づかないので、なかなか譲ってくれない。
いつも以上に疲れる下りだった。
しかし、ロープウエー乗り場に到着して、レストランでカツカレーを食べたのは昼の12時。
これも予定通りである。
ロープウエーはとても大きく、そして早かった。
出発する時は、ガンダムに乗ったアムロの気分である。
帰りは日帰り温泉に入り、関越道では渋滞もなかった。
私の地元の居酒屋で軽く打ち上げをして、解散した。
きっと明日は筋肉痛だ。