「チャレンジホビー自転車で旅をしよう」を観ていたら、ちゃんとしたロードレーサーに乗ってみたくなった。
近場で試乗会はないかと探してみると、彩湖での試乗会を発見したので、さっそく参加を申し込んだ。
8時30分に彩湖の駐車場に到着。
梅雨どきなので仕方ないが、当日はかなり危ない空模様だった。
テントを張って準備をしていたアクションスポーツの人に聞くと、多分雨が降るので午後のツーリングは中止になるだろう、とのことだった。
参加申込書に必要事項を記入して、まずは1台目。
クロモリボディの渋いマシンである。
クロモリがこのメーカーの売りらしい。
ショップだと思っていたら、実はメーカーだった。
他社の自転車が置いていないわけだ。
シフトレバーが、ハンドルでなくトップチューブに付いたクラシカルなタイプなので、多少戸惑ったが、すぐに慣れた。
やはり速い。
剛性が高く、バランスが良いので、坂で立ち漕ぎしても、マシンがブレることがない。
あっという間に彩湖一周5キロが終わり、マシンチェンジである。
次も同じ型だが、ボディが綺麗なオレンジでタイヤが白である。
ギアはMR4と同じソラで、シフトレバーもハンドルに付いているので扱い易い。
湖畔を快適に走る。
スピードメーターが付いていないので、何キロ出ているのか分からないのが残念である。
最後はイタリア製のマシンである。
職人の手作りによる品で、フレームだけでも20万円を越えるらしい。
ビビりながらも、せっかくの機会だから乗ってみた。
ブラシボー効果か、走っていると、マシン自体がグイグイ引っ張って行くような気がして来る。
雨が降りそうなので、ステッカーとサイクリングコースのマップを貰って撤収した。
確かにロードレーサーは走り易いが、すぐに買いに走るほど、そそられはしなかった。