新しいアイディアが欲しい時に、机でうなっていてもなかなか良いアイディアは生まれて来ない。
本書ではアイディアは才能ではなく、方法で生み出すものだとしている。
数多くの発送法が紹介されている。
ひとつひとつの解説は短いが、気になる方法は自分で調べれば良い。
本書でも強調しているが、まずは試すこと、そして自分に合った方法を見つけ出すしかない。
本書では、次の発想法が紹介されている。
【分析した情報から発想する方法】
欠点列挙法
希望点列挙法
形態分析法
【連想して発想する方法】
カタログ法
刺激語法
システム・アナロジー
NM法
擬物化法
タウン・ウォッチング法
アルファベット・システム
【図を描いて発想する方法】
マインドマップ
マンダラート
ワード・ダイヤモンド
ストゥーパ発想法
ポジショニング法
関連樹木法
【発想を転換させる方法】
チェック・リスト法
逆設定法
仮説状況設定法
キャスティング法
その他にも、「ブレインストーミングとその応用」「アイディアを収束させていく方法」「アイディアが出やすい雰囲気を作る方法」が紹介されている。
この中では、次の方法を試してみたいと思った。
形態分析法
発想する対象の構成要素を挙げ、各要素の変化の可能性を洗い出す。出てきたものすべてを組み合わせて、アイディアを発想する。
カタログ法
イメージが広がりそうな画像を用意し、それを見ながら発想する。
刺激語法
刺激を受けそうな言葉を書いたカードを作り、かき混ぜて引き、出てきたカードから連想して発想する。
ワード・ダイヤモンド
キーワードを4つ挙げ、その2つずつの組み合わせに対してアイディアを考える。
逆設定法
発想したいものに関する今までの常識を列挙し、それらを逆転して、アイディアを発想する。
635法
6人のスタッフが、3つずつのアイディアを5分で考えて紙に書き、順次隣に回していく。
睡眠発想法
枕元に紙と筆記用具を用意する。無理に寝ようとせず、アイディア発想をしようとしている課題を、あれこれと思い描きながら夢うつつの状態になる。何か思いついたらすぐにメモをする。
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