Webライティング成功の法則60

Webライティング成功の法則60Webでのライティングのみにフォーカスした珍しい本である。
ブログやSNSの普及により、普通の人でも文書を作る機会が増えた。
しかし、きちんと考えられた文書、しっかり校正された文書は多くないように思える。
紙の出版出身の著者は、出版の世界では当たり前であるライティングのノウハウを解説している。
「人に見せる前には必ず見直し」くらいはしなければ、と反省するしかない。

知っていることも多かったが、今後使ってみたいノウハウも満載である。

ユーザがWebサイトを審査する時間、「3秒ルール」を意識し、伝えたい情報はファーストビュー(初期表示領域)に収める。

ヒエラルキー型のWebサイト構成から、どこからでもユーザーが入り込めるマトリックス型の構成に移行している。

ライティングで迷った時には、以下の方法でスランプを解消するのが近道。
・思いついたことを箇条書きにする
・グルーピング、並びかえ、整理
・文章化する

見出しを挿入して文章全体を意味ごとに細分化し、見出しだけを読み進めても、内容が理解できるようにする。

巨大な段落は、ユーザーの読みたい気持ちを減退させる。
単に長い段落を分割するのではなく、各段落を5行前後にまとめる。

ユーザーの読み進めるリズム感を、崩さないように心がける。
ボキャブラリーを駆使して、同じ助詞・接続詞・語尾が連続しないように務める。

リンクは、「クリックしたくなる」テキストを用意する。

見出し、画像の代替テキスト、段落(p)、リスト、強調、リンクなど、SEO効果を得るために、部分のソースにも気を配る。

原稿を声に出して読んだり、音声リーダーで聞くと、目視だけでは確認しにくいミスを発見できる。

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