今年はシーズンギリギリだったので、ブルーベリー狩りになりそうだった。
結果的にはサクランボに落ち着いたが、イベントとしては個性的なトンカツ屋に持っていかれた感じである。

何度か行っていた農園は、ちょうど前日でサクランボ狩りが終わったしまったので、今年はブルーベリー狩りをする気で山梨へ向かった。
観光バスの止まるような巨大な農園である原田農園で、ブルーベリー狩りの受付に並んでいたつもりが、実はサクランボの受付だった。
なし崩しにサクランボ狩りを申込、現場まではバスで送迎である。
山の中を３０分くらいかっ飛んだバスで運ばれ、どこに連れて行かれるのかと思ったら、共同農園のようなビニールハウスだった。
チェリーガーデンふじいという農園で、観光バスが横付けされていた。

やはりシーズンは終わりらしく、食べごろのサクランボは少なく、農園のおばちゃんが摘むのとは別にサクランボを配っていた。
自分で摘んだサクランボより、おばちゃんに貰ったサクランボの方が美味しかった。

上の方にしか赤くなったサクランボが無いので、脚立に登るか、枝を引き下ろして食べるしかない。
いつものことだが、あっという間に飽きてしまった。

サクランボ狩りが終わると昼になったので、昼食を食べる場所を探した。
旅行ガイドでお薦めされていた「割り箸で切れるとんかつ　ゆき藤」に入った。
ここがとても個性的な店だった。
店内のあちらこちらにある、落書きのような注意書きが面白い。
この店にはコピーライターがいる！

メニューも豊富である。
「世界一」を完食すると、店内に色紙を残せるようだ。
普通のトンカツ定食でも食べきるのが大変なので、8,400円もする「世界一」は考えるのも恐ろしい。
でも、見るだけなら、見てみたい。

トンカツ定食につけ麺が付いた「戸倉」をオーダーしたが、つけ麺は余計だった。
トンカツは美味しい。
しかし、脇目もふらず食べなければ、食べきれない量である。

食後は、道の駅川場田園プラザで休憩した。
とても広い道の駅である。
雰囲気もオシャレである。
屋外のベンチでのんびり休憩し、消化が進むのを待った。

地元に帰って居酒屋でビールと日本酒。