キャラクターデザインを見て、絶対ハズレだと思った。
でも、友人たちの評判が良いので、一応劇場に足を運んだらビックリした。
とてもカッコ良く、日本のアニメーションの可能性を感じさせる映画だった。
00ナンバーサイボーグ達の戦いが終わった後の世界。
高層ビルを狙ったテロが多発していた。
謎の敵に対抗するため、世界中に散らばっていたサイボーグ戦士たちが、ギルモア博士の元に結集しつつあった。
過去の記憶を失った009は、彼の声に導かれ、六本木ヒルズに爆弾を持ち込む・・・
どのサイボーグもカッコいいし、この世界観には、このデザインが合っている。
冷戦時代のスパイ映画を現代風にアレンジしたような緊張感がある。
サイボーグ戦士の能力の発現時の描写など、定型化してしまったハリウッド映画を超えていると思う。
結局、最後まで謎は謎のままだが、それでも一見の価値がある映画である。
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