ファーブル昆虫記 ふしぎなスカラベ

ファーブル昆虫記〈1〉 ふしぎなスカラベ子供のころ授業で習った「ファーブル昆虫記」は、大人が読んでも十分楽しめる。
昆虫の不思議さは、今でも感動的だ。

スカラベとは、フンコロガシである。
牛や羊の糞を逆立ちで転がす甲虫だ。
実際に見たことはない。
糞を食べるので汚い気もするが、カブトムシに似た外見は好感が持てる。

スコップのような頭で糞を切り取り、丸めて巣まで運ぶ。
糞を巡って喧嘩したり、手伝うフリした泥棒がいたりするようだ。
糞を原料に子どものためのタマを作るのだが、その形状も種類によって様々である。
巣の作り方や、雄と雌の共同作業の範囲も種類によって異なる。
同じ種類の昆虫でも、生態にバラエティがあって興味深い。

フランスの田舎の暮らしと、昆虫大好きなファーブル先生の研究生活も楽しそうだ。

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