新冒険手帳

新 冒険手帳―災害時にも役立つ!生き残り、生きのびるための知識と技術山に登るときの遊びが増えれば、と思い読んでみた。
「災害時にも役に立つ!生き残り、生きのびるための知識と技術」とあるので、一石二鳥かと思ったが、山での遊びの面が薄かったのが残念。
とは言え、広い範囲のサバイバル技術が解説されており、気分はマスター・キートンである。

「火を起こす」では、レンズや凸面鏡を使って火を起こす方法が紹介されている。
これはやってみたいが、「火口」を用意するのが、ちょっと面倒くさい。

「水を得る」では、簡易ろ過器の作成方法が紹介されている。
これも試してみたいが、自分で作ったろ過器で水を飲むのは度胸がいりそうだ。

「切る」では、石のナイフの作り方、「結ぶ」では、輪にしたロープ3本で垂直に登る方法が紹介されており、これは面白そうだ。でも、ロープは苦手分野なので敷居が高い。

「食べる」では、スノコで魚を捕まえる「ヤナ」やパチンコや吹き矢、弓矢で獲物を狩る方法が紹介されている。

「寝る」では、ダンボールで別途を作る方法からログキャビンの作り方まで紹介されているし、「歩く」では、はきものの作り方からボートの作り方まで、範囲が幅広い。

「測る」では、腕時計で「南」を知る方法が解説されており、これはすぐに出来そうだ。

それ以外にも「伝える」「救う」「ウンコをする」などの技術が紹介されている。

でも、山に行く頃には、忘れているんだろうな。

【特製「火口」の作り方】
1.布で消し炭を作る
木綿の薄い布やガーゼに火をつけ、全体に火がまわったら缶の中に入れてフタをする。
缶の中で酸素が絶たれ不完全燃焼し、布やガーゼが黒い「消し炭」となる。

2.麻ひもを3cmくらい大量に切って、バラバラにほぐす。
それを集めて軽く丸め、直径3〜4cmくらいの小さな鳥の巣状にする。

3.鳥の巣状にして麻ひもの中央に小さな窪みをつくり、そのなかに1で作った布の消し炭(親指の頭くらいの大きさ)を置いてできあがり。

【時計を使って「南」を探す(北半球で遭難したら)】
時計の文字盤を水平に持ち、短針の先を太陽に向ける。
この状態で、短針と文字盤の12時の中間が、ほぼ「南」の方角になる。

[amazonjs asin=”439113120X” locale=”JP” title=”新 冒険手帳―災害時にも役立つ!生き残り、生きのびるための知識と技術”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です