SwiftではじめるiPhoneアプリ開発の教科書

Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【iOS 8&Xcode 6対応】Swiftの特性は理解したつもりだが、実際にiPhoneのアプリを開発する時の実装方法を、いちいち調べるのは面倒だ。
ということで、網羅的で読みやすそうな本を購入した。
開発環境であるXcodeは変化が激しいので、体系的に解説している本でチェックすると、いろいろと発見があって助かる。
この本では、各画面を「店」それをコントロールするViewControllerを「店長」と例えて説明している。
その中に含まれるオブジェクトは「アルバイト店員」である。
この説明のイラストが分かり易く、とても微笑ましい。

本書は以下の構成となっている。
・アプリ開発の準備
・Xcodeの操作方法
・iPhoneアプリの考え方
・Swift言語
・基本的な部品の使い方
・データの読み込みと保存
・複数画面アプリの作り方
・テーブル表示
・Gameテンプレートで作る
・アプリを仕上げる

長いことiPhoneアプリの開発をしているので、知っていることが多いのは当たり前だが、Objective-Cでやっていたことを、Swiftではこのようにする、と脳内変換し易い。

面倒だから避けていたAuto Layoutについて、ページ数を割いて説明している。
今後、必須になりそうなので、この機会に取り入れていこうと思う。

Xcodeのジャンプバーでコメントを使う方法など、裏技的説明も嬉しい。
プログラムやユーザ、アプリ全体が起こす基本的なイベントがまとめて解説されいるのも分かり易い。

この本だけで開発を始めるには敷居が高い気がするが、経験者の再学習用には調度良い教材だと思う。

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