富士山麓トレイルランは２回目の参加だが、一緒に行くはずだった友人が前回の大会で捻挫してしまい一人での参加となった。
一人で河口湖まで行くのは気が重い。
しかし、数少ない大会をキャンセルするのも勿体無いので、ひとり車で会場に向かった。
結果的には、とても良い天気で、参加して良かったと思う。

朝４時前に家を出て、現地の駐車場には７時前には到着した。
大会専用の駐車場にはまだ車が少なく、のんびりとした大会だった。
駐車場から１０分程度の会場に歩いて行ったが、まだ受付は始まっていなかった。
会場の向かいの道の駅で時間を潰して受付をした。
参加賞はマグカップだった。
デザインは悪くないのだが、マグカップは持っているので増えても邪魔にしかならない。

スタートまで３時間もあるので、車に戻ってまたも時間潰しである。
スタートの１０時には、天気が良いので暑いくらいだった。
スタート言ってもウェーブスタートなので、第８ウェーブの私のスタートまでまだ５０分もある。

この大会は、会場からスタート位置まで１５分程度山を登る。
これが疲れる。
スタート位置では、前回同様サックスの演奏でスタートを盛り上げてくれる。
前回はウェーブの先頭に居て煽られたので、今回は真ん中あたりに居ることにした。

スタート直後は少し下るのでみんな猛然とダッシュするが、すぐに狭い上りで渋滞になる。
狭いトレイルを走るトレイルランでは、どうせ渋滞に巻き込まれるのだから、あまりタイムを気にしたいことにした。
上りでなくても数人で固まって、小学生の一斉下校のように走ることが多い。
今回は割りきって、景色を楽しみながら走ることにした。
そのせいもあって、タイムは前回とあまり変わらなかった。

とても良い天気で、雪の全くない富士山も見られたし、広い樹海を眺めることも出来た。
楽しいハイキングだった。

１８キロ程度と舐めていたが、急な上りにやられてのか、後半は腰が痛くなった。
走った後に運転しなかればならないことも考え、無理せずマイペースで走った。

ゴールすると、会場ではクラムチャウダーとパンが支給された。
受付時に渡されたマグカップでクラムチャウダーを飲むことになっていたようだが、マグカップは車に置いてきたので、紙コップをもらってクラムチャウダーを飲んだ。

足は痛かったが、運転には支障がなく、高速も空いていたので、２時間程度で自宅にたどり着いた。