「めんどくさい」がなくなる本

「めんどくさい」がなくなる本「本を読むのもめんどくさい」人にも読ませようという本である。
めんどくさい原因を分析し、様々な対策を提案している。
最後には「幸せになる方法」に行き着いている。
手軽な方法も多いので、日常生活で試してみたくなる。

本書では、行動に必要なものは「パッション(情熱)」だとしている。
「パッション」を持って行動すれば、人生の目的である「ミッション」に自然にたどり着ける、というのが根本的な思想である。

夢や目標を実現している人には、次の共通点がある。
・望む結果が明確になっている。
・望む結果を実現できると確信している。

望む結果が分からない場合は、以下を自問するのが良いとしている。
「何の制限もなく、すべてが実現可能だとしたら、あなたは何をしたいですか?
何を持っていたいですか?
どんな人になっていたいですか?」

「めんどくさい」が発生するメカニズムは以下の通り。
「やらなきゃ」と思う。
 ↓
いろいろと考えてしまう。
 ↓
「めんどくさい」と感じる。

このメカニズムを元に、「行動するのがめんどくさい」をなくす4つの原則を紹介している。
1.「やらなきゃいけないこと」を減らす。
2.「やらなきゃ」と思わないようにする。
3.「やらなきゃ」と思っても、いろいろ考えない。
4.工夫して、とにかく行動する。

これら4つに対する対策として、以下のような方法が提案されている。
1.紙に書く→本当に必要か質問する→やらない選択をする。
2.「やらなきゃ」を「する必要がない」に置き換え、理由をあげる。「やらなきゃ」を「やりたい」に置き換え、理由をあげる。
3.考えることは良いことではないと知る。効率的より継続を目指す。質よりスピードを重視する。
4.初期状態は維持され易いので、行動し易い初期状態を作る。小さく始める。望む状態を明確にする。アクションリストにやったことを入れる。「どうやったら楽しみながらやれるか」を考える。

日々の生活にはめんどくさいことが多いので、提案されている方法を取り入れて、少しでもめんどくさいことを減らしていこうと思う。

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