天才のノート術

天才のノート術 連想が連想を呼ぶマインドマップ(R)<内山式>超思考法 (講談社+α新書)正しいマインドマップの書き方を学びたくなった。
簡易的なマインドマップとして、ブログ用に「読書マップ」を作成している。
これはこれで便利なのだが、もっと広く考える場合には少し足りない気がする。
正統なマインドマップであれば、考えが広がるのではないか、と期待している。

この本では、マインドマップをノート術として説明している。
普通のノートは、線に沿って横に書いていくのが一般的である。
それ以外は、箇条書きにする程度である。
人間の脳は神経が放射線状に広がり、結合している。
放射線状に書くマインドマップは、人間の思考にあった書き方だと主張している。
エジソンやダビンチなどの天才もマインドマップのようなノートを書いている。
マインドマップのノートは、記憶のためだけでなく、そこから発想を広げる思考の道具になる。

この本では、まず練習として、「ミニマインドマップ」を書くことを推奨している。
「わたし」から連想する事柄をマインドマップで書いていく。
ポイントは以下の通り。
・中心から書く
・ブランチを離さない
・ブランチの上に言葉を書く

これくらいならば、簡単なので、さっそくやってみた。
やってみて分かるのは、どのようにブランチを配置するかで、書ける量が変わってくることだ。
これは馴れるしかないと思う。
慣れてくれば、発想がどのように広がるかを想定し、ブランチの方向や場所を決めれれるのだろう。

本格的なマインドマップでは、「ミニマインドマップ」に対して、次のようなポイントが追加される。
・セントラルイメージを描く
・ブランチをくねくね、中心から放射線状に描く
・単語だけでなく、絵や記号を使う
・キーイメージ(中心のブランチ上の言葉)を意識する
・色を使う

特にイメージを使うのは若干敷居が高い。
普段絵を描くことがないので、少し戸惑う。
綺麗に描く必要はなく、自分のイメージを描けばいいのだが。
また、いちど書いたマインドマップを書き直すのも練習になるようだ。
たくさん書くことが重要なので、臆せずやり続けるしかないのだろう。
そうすれば、イラストの腕も上がる。
かもしれない。

「知りたい」「わかりたい」「変わりたい」という本能を持っている脳の働きは、マインドマップの方法を使うことで、阻害されず、むしろ活性化されていき、どんどん新しい発想が湧き出るようになります。脳にとっては、その創造体験が快感であるため、ノートをかくことが楽しくなり、思考力がモチベーションとともにアップします。

「繰り返してかいているうちに、整理力が自然と増していく」
これこそが、マインドマップの大きな特徴です。

マインドマップをかこうとするときは、ついブランチを早くのばしたくなるものですが、全体の時間を見て、1割くらいはセントラルイメージを作ることにあてたいものです。

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