アトミック・ブロンド

Ost: Atomic Blondeベルリンの壁崩壊直前の東西ドイツで、女スパイが暴れまわる。
とにかく強い!
しかし華麗に戦うのではなく、1発殴られたら2発殴り返す式の肉弾戦なので、彼女もボロボロになりながら戦う。
そして音楽がいい!
80年代のポップスが映像と見事にハマり、否応なく盛り上がる。

ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツで、西側スパイの名簿が盗まれる。
この名簿を奪取するために派遣されたのが、イギリスの女スパイ・ローレンである。

映画が始まってすぐに、ローレンの入浴シーンがある。
ローレンが氷風呂に浸かるエロチックなシーンなのだが、全身アザだらけで、何があったのか心配になってしまう。

映画は、ローレンが事件の顛末をイギリス情報局の幹部に報告する形で進行する。
観客はローレンが2重スパイかもしれない、と疑いながら観ることになるので、スパイ映画としては007よりもドキドキする。
そして、見事なオチが待っている。
このオチでは、続編は難しいかもしれない。

アクションシーンがカッコいい。
彼女は手近にあるもの(例えば自分のハイヒール)を武器に、泥臭く戦う。
銃ではないので、相手もなかなか死なず、壮絶な肉弾戦が続く。

80年代のポップスが、見事に映像とマッチしている。
ドイツなので当然ネーナは使われているし、デビット・ボーイ、クィーン、ニューオーダーなどの懐かしい音楽が効果的に使われている。

見事な21世紀型スパイ映画だった。

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